ホワイトニングは歯磨き粉以外にどんな方法があるの?
前回は、ホワイトニングのしくみや、ホワイトニング用歯磨き粉のおススメ商品について紹介しました。
今回は、歯磨き粉以外にどんな方法があるのかをお伝えしたいと思います。
ホワイトニングの方法
ホワイトニングの方法には、大きく分けて4種類あります。
①歯磨き粉タイプ
②テープタイプ
③マウスピースタイプ
④光照射タイプ
それぞれの方法について説明していきます。
①歯磨き粉タイプ
ホワイトニング成分が入った歯磨き粉を使います。

◆メリット〇
自宅で使える
始めやすい&続けやすい
値段が安い
◆デメリット×
効果がでるまで時間がかかる
②テープタイプ
ホワイトニング成分がテープ状になったものです。
歯の表側と裏側からはさむように貼って、数十分間待った後に歯磨きをします。
日本ではテープタイプの商品が少なかったのですが、最近は少しずつ増えています。

引用元:花王 ホワイトクリアパック
◆メリット〇
自宅でできる
歯磨き粉よりも早く効果がでる
ホワイトニング中は、飲食以外のことはできる(家事など)
貼るだけなので、手間がかかりにくい
◆デメリット×
歯磨き粉に比べて時間がかかる
値段がやや高い
口の中の異物感が気になる
うまく貼れない場所(歯と歯の間など)があると、白さにムラがでる可能性がある
歯に痛みを感じる場合がある(海外商品の場合)
③マウスピースタイプ
下の写真のように、マウスピースにホワイトニング剤を塗って、そのマウスピースを口にはめます。
数十分~数時間待った後、歯磨きをします(時間は商品によって異なります)
歯科医院でしか購入できない商品と、市販で購入できる商品があり、効果差や副作用の差が大きいです。

◆メリット〇
自宅でできる
歯磨き粉よりも早く効果がでる
ホワイトニング中は、飲食以外のことはできる(家事など)
シールに比べると、白さのムラがでにくい
◆デメリット×
歯磨き粉やシールに比べて、時間がかかる
値段がやや高い
口の中の異物感が気になる
マウスピースにホワイトニング剤を塗るのに、やや手間がかかる
歯に痛みを感じる場合がある(海外商品や歯科医院の商品の場合)
歯科医院に行く必要がある(歯科医院の商品の場合)
④光照射タイプ
ホワイトニング剤を歯に塗って、剤を活性化させる光を当てます。
剤を使うだけの①~③の方法に比べて、ホワイトニング効果が高いです。
歯科医院でしか施術できないものと、市販で購入できるものがあり、効果差や副作用の差が大きいです。

◆メリット〇
短時間で効果がでる
◆デメリット×
歯科医院へ行く必要がある(歯科医院施術の場合)
4つの方法の中で最も値段が高い
歯の痛みがでやすい(歯科医院施術の場合)
ホワイトニング方法のまとめ
4つの方法をまとめると、以下のようになります。
ただし様々な商品があり(市販品or歯科医院専売品、日本の商品or海外商品)、同じ方法でも効果や副作用(痛み)などが変わってくるため、「△~◎」といった形で幅のある書き方をしています。

それぞれの方法に、メリット・デメリットがあることが分かります。
ぜひ下記の項目をチェックして、自分に合う方法がどれか確認してみてください。
①歯磨き粉がおすすめの人
・ホワイトニングを手軽に安くはじめたい方
・健康な白い歯にしたい方(真っ白にはしたくない)
・歯に優しい方法で白くしたい方(知覚過敏や歯周病で口内がデリケートな方)
②テープがおすすめの人
・ホワイトニング用の歯磨き粉を使ったことがあるが、効果が実感できなかった方
・歯科医院に行くのが負担
・歯磨き粉レベルでなくてもよいが、なるべく手軽にホワイトニングをしたい方
③マウスピースがおすすめの人
・ホワイトニング用の歯磨き粉を使ったことがあるが、効果が実感できなかった方
・手間がかかってもいいので、しっかり歯を白くしたい方
・効果はあるが、なるべく痛みが少ない方法で白くしたい方
④光照射がおすすめの人
・歯を真っ白にしたい人
・短期間で歯を白くしたい人
・多少は痛みがあってもよい方、費用が高くてもよい方
今回はホワイトニングの方法の違いについて説明しました。
次回は、「自宅で手軽にホワイトニング(テープタイプの商品)」をお伝えしたいと思います。
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